翔の会

翔の会Today

リレーコラム VOL.003

ヤギの居る風景
特別養護老人ホームゆるり施設長 高橋健一(たかはしけんいち)

大辻の交差点の近くで飼われていた数匹のヤギが、忽然と姿を消してしばらく経つ。

ヤギの消息について、文教大学の学生達が心配していたということを、先日、文教大学出身の介護職員と話していて知った。「あのヤギたちは鳴き声などが問題になり、ぼくの友人の農家に引き取られ、のどかに暮らしているよ」と話すと、職員は安心し、大学の仲間達にも知らせると喜んでいた。

ヤギは一見可愛いが、鳴き声はかなりの迫力だ。茅ヶ崎も開発が進んで、ヤギがのびのびと暮らせる場所も限られてきた。友人の農家では、豚、カモ、バリケン、ニワトリ、人、烏骨鶏、犬、ネコ、ロバ、ヤギなど(数の多い順)が暮らしている。雑木林に囲まれた谷戸の形状の農地なので、こんな共生も可能なのだろう。

しかし、雑木林は放置していては保てない。下草を刈り、適度に枝を払い、落ち葉を焚く。そんな日常の手入れがあってこそ、この環境は保たれている。
春にはタケノコを掘り、秋には栗を拾う。畑の野菜を収穫し、雑木林で薪を拾い、釜戸で米を焚く。本当の贅沢とはこんな生活のような気がしている。

こんな暮らしの営みに、翔の会のメンバーのみんなもかかわることは出来ないかなぁ…と、ここのところ夢見ている。

 



社会福祉法人翔の会

〒253-0008 神奈川県茅ヶ崎市芹沢786 TEL:0467-54-5424 FAX:0467-54-5498

Copyrights (C) syonokai All Rights Reserved 当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。