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[voice] 顧問弁護士 内嶋 順一 氏

 この度は、翔の会が20周年の喜ばしき日を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。
 私は、3年ほど前から翔の会の顧問弁護士をお引き受けしておりますが、その際にお願いしたことは、「利用者の権利を守るためには、法人に苦言を呈することもあるがそれを承知してもらえるか」という1点でした。普通、顧問弁護士といいますと、もっぱら顧問先を守ることを求められますので、このような生意気なこと申しますと、飼い主の手を噛むような番犬はいらないと敬遠されるものです。しかし、翔の会は「それで結構」と実に気持ちよく私を顧問に迎え入れてくださいました。
 実際、翔の会での顧問活動でユニークなのは、利用者の人権擁護活動に関わる場面が大変多い点です。また、普通我々弁護士が登場するのは、法律的な問題が起こった後からが多いのですが、翔の会では利用者への権利侵害・虐待の防止、介護事故の防止など、利用者への権利侵害を予防するために顧問弁護士を積極的に活用され、職員アンケートや研修の実施、虐待通報システムの整備などを行っています。このように翔の会での顧問活動は、利用者の人権擁護や権利侵害の予防といった非常に建設的な活動が多く、私自身が大変貴重な経験を得る機会を与えられているのだと実感して止みません。
 翔の会の活動は、近年多くの利用者を抱え、地域も拡大し、実に様々な方々への支援に広がっています。人権擁護は、人間1人1人の尊厳を尊重することがその原点となっておりますから、利用者の増大と多様化に対応できる人権擁護活動を持続するのは決して生やさしいことではありません。ですが、翔の会がその設立当初の初心を忘れぬ限り、私も翔の会の活動に引き続きご協力申し上げる所存です。翔の会と利用者の方々のますますのご活躍とご発展をお祈り申し上げます。
この記事は、「翔の会20周年記念誌(2012年11月発行)」の掲載記事を元に編集・掲載しています。


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