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[リレーコラム] VOL.019

シンパシーとエンパシー
第3鬼瓦準備室   主任  坂間 弘幸 (さかま ひろゆき)
唐突ですが、私は杏里の「悲しみがとまらない」という曲が大好きで、(…業務のあまりの困難さに、私自身も「悲しみがとまらない」という毎日なのですが…)その曲の中に「♪二人はシンパシー感じてた」という歌詞があります。シンパシーを和訳すると、共感、共鳴といった意味があるのですが、同じような意味合いでエンパシーという言葉が使われていることもあるようです。 では、シンパシー(sympathy)とエンパシー(empathy)の違いは何だろうと思い、調べてみると、「相手のことがわかるという前提で考えるのがシンパシー」、「相手のことはわからないとう前提で考えるのがエンパシー」であり、シンパシーは「感情移入」、エンパシーは「自己移入」と訳す、と書かれてありました。 利用者さんやそのご家族とお話をする機会があると、その方が置かれている様々な状況について共感してきたつもりだったのですが、それはあくまでも自分自身の経験や想像の範囲内のことであり、実際にその方と同じ人生を歩んできていない以上、「あなたにわかるはずがない」と言われてしまうと、何も言えなくなってしまうのが常でした。しかし、自分自身の価値観にとどめることなく、その方をかけがえのない存在として尊重し、気持ちに寄り添い、その方自身が本当はどうしたいのかということを一緒に考えることはできるのではないかと思い、現在は業務を行なっています。 水平線、すまいる、とれいん、鬼瓦での多くの方との関わりを通じて得た貴重な経験をもとに、シンパシーとエンパシーの違いを意識して、今後の業務にも活かしていけたらと思います。 最後に、本当のことを言うと、「悲しみがとまらない」の「♪二人はシンパシー感じてた」の部分は、ずっと「二人は心配し…」だと思って口ずさんでいました。


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