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[リレーコラム] VOL.035

「地域で育つ」

児童発達支援センター うーたん 課長

松林 孝典(まつばやし たかのり)


  児童発達支援センターうーたんがスタートして、早3年半。その間、多くの子どもたちと関わっている中で、今まで関わってきた成人の方(障害を持った方)を思い浮かべることがよくあります。そして、この子が持っているこの困り感は、大人になっても持ち続けるんだろうなと感じます。だからこそ、今この子たちにどういった経験を積んでもらうかが重要だと感じながら日々支援しています。

 児童発達支援センターうーたんの事業に、保育所等訪問支援という事業があります。これは、市内の幼稚園、保育園に訪問支援員が出向き、園の中で直接関わったり、様子を観察したりして、その後話し合いで園の先生とともに園での過ごし方、関わり方について検討したり、助言を行なうといった支援になります。

 私にとっては、この訪問支援が一番難しさを感じ、気付きを与えてくれるものとなりました。

 「誰もが地域で暮らせるために」の法人理念のもと、まさに地域の幼稚園、保育園で過ごしている子供たちが、地域の中で楽しく育っていける環境を作り上げていくという役割を担うわけです。

 今、福祉のサービスを利用されている方の多くは、施設に通ってきています。 もちろんうーたんもそうです。当然、その施設内での支援は重要で、整った環境で一人ひとりに合った支援を提供することで自己実現に向かっているわけですが、自己の居場所としては施設内だけではないということを改めて目の当たりにします。

 「誰もが地域で暮らせるために」は、地域で暮らしたいという思いを持てることが重要で、そのためにも「誰もが地域で育つ」ことが大切だと感じます。

 そんな、地域での育ちを支えていける児童発達支援センターうーたんでありたいと思います。




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