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[リレーコラム] VOL.058

「見守る支援」の難しさ・大切さ

福祉相談室青空 主任

野口 新平(のぐち しんぺい)

 新年明けましておめでとうございます。新年1回目のおめでたいコラムを書かせていただきます。福祉相談室青空の野口です。
 福祉相談室は、茅ヶ崎市独自の事業で、各包括支援センター(市内12地区)に1人配属されています。どこに相談したら良いかわからない相談や高齢、児童、障害、貧困など問題が複雑でどこから解決していけば良いかわからない相談の初期相談窓口です。立派なことをしているようですが、実際は、よりどころにしている制度や決まりがないので、ケースによって、関係機関の方々にアドバイスをもらいながら、地域の方や包括職員と協力して業務をしているのが現状です。その中で感じるのが、「見守る支援」の難しさ、大切さです。 
 相談で多いケースは、ご近所やご家族は、ゴミが家に大量にある、食事が十分に食べていない、適切な医療が受けられていない、などで心配しているのに、ご本人に困った様子がなく、話をするのを嫌がられる方への支援です。ご本人からご希望がなければ、支援できる制度があってもおつなぎすることができません。制度につながるまでの間、本人や家族に制度の説明や気持ちを聴いて、地域の方や関係機関の方と共有していきます。その過程や支援の方法も様々です。
 こちらが本人にとって良いと思い先回りして支援を行うと、ただの迷惑になることもあれば、問題が起こる前に連絡をくれるだろうと思っていたら、起こってから連絡があり、事前にもっと何か出来たのではないかと後悔することもあります。ご本人が「何で支援を嫌がられるのか?」「どういうことを望んでいるのだろう?」と日々自問自答しています。
 そんな中、本人が支援制度とつながり、安心した様子をみると、本人が悩みや不安に向き合おうという気持ちになるのに少し自分が寄り添えたかなと嬉しくなります。 機会があれば、メンバーさん・ご家族がサービス利用する前にどんな悩みや不安があったのかを想像してみてください。 また、それに寄り添う支援があることを知ってもらえたら嬉しく思います。 
 では、昨年同様、本年もどうぞよろしくお願い致します。


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